早い時間から飲酒をしている。
ウイスキー、ハイネケン、コロナ。
今日は仕事に追われておらず、財布にはバーで飲むには充分な現金も入っているので飲みたいお酒を選ぶことができる。
僕はTwitter(@mukuro_smblog2)をやっているが、そこからこのブログを読み始めて下さる方も多い。
世間には多くのSNSが存在するが、Twitterの世界は取り分け異質だと思う。
他のSNSは性的な表現への制限がかなり厳しく、それに比べTwitterは毎日のようにオブラートに包まれない性が発信され続ける。
そこでは殆どの人が何かを演じていると言っていい。それぞれが役割のように、痴女でありプレイボーイだ。
主従を結んでいる方も多く、毎日のように愛を呟く。気がつけば、いつのまにか関係が破綻していたりする。勘違いされて逆恨みを買うこともある。
人の愛憎や虚構に触れることも多い場所なので、僕もそういうモノとしてTwitterを閲覧している。
踏み込み過ぎないのがTwitterの楽しみ方なのだろう。
女性の魅力的なツイートに、性経験豊富なプロフィールの男性たちが群がる。童貞もどさくさである。
揶揄でも何でもなく、Twitterはライトな交流を楽しむ場だろう。
最近、自分としても気づきになるような出来事があった。
このブログでは女性からの悩み相談を受け付けているが、最近問い合わせを頂いた女性の中にも僕のフォロワーさんがいた。
改めてツイートを拝見すると、活発で男性の対応にも慣れているのが感じ取れたが、悩みの内容は非常に繊細なものだった。
男性との関係に悩む一人の女性であり、硝子のような脆ささえあった。
僕は思いつく限りの言葉を返したつもりだが、きっと彼女の心は一グラムも軽くはならないだろう。
改めて女性の心は複雑である。
ノーマルだとかアブノーマルだとかは本質的には物事を複雑にする要因ではなく、女性の心はいつも複雑である。
僕たち浅はかな男性にできることは、わかったフリとそれなりの解答、少しだけ格好をつけるだけかもしれない。
あとは、ウイスキーかハイネケンかコロナを奢るくらいだろうか。
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