日記

奴隷の努力は当然ではない

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主従関係においてどちらが努力をしているかと言われれば、それは間違いなく従者であると思う。

主となる男性が何も努力をしていないかというとそうではない。ただ我々S男性側は(少なくとも僕は)関係の維持において努力をするという概念がない。

僕は自分の奴隷が可愛いので、苦労をして関係を維持している感覚はない。構いたくなるから構うし、話をする。調教を施す。会えるように時間を調整することも仕事を前押しで終わらせることも支障のない範囲なら当然だ。

強いてS男性側が努力をしているとすれば、それは関係を結ぶまでであると思う。関係を結ぶまではあくまで他人なので、常識的なルールの中でやり取りを行う。そのM女性を自分のモノにしたいと考えた時に、必要な思考とアクションを起こす。

勘違いをして欲しくないのは、僕らはゲーム的にM女性を口説いている訳ではない。関係を結ぶまではあくまで一般的な男女であるという話だ。そこには当然マナーも必要であり、偉そうに口説くなんて以ての外だ。御主人様でも何でもなく、何様だという話である。

そういう意味で、関係を結ぶまでは男性側も良く頭を使う。

しかしいざ関係が始まった時には、圧倒的にM女側の努力が発生する。「努力をしなければ奴隷じゃない」という意味ではなく、女性側の自主的な努力である場合が多い。

優良なM女は本当に主人に尽くす。主人の理想を尋ね、少しでも近づこうとする。承認を求める。字の如く、自分の価値を認めて欲しいと願う。

化粧・髪型・体型・下着・服装・言葉遣い。直接的な(肉体的な)調教とは別の場所で、M女は努力を続ける。

ここで起こして欲しくない間違いについて書きたい。

M女は努力をする時、基本的には御主人様が好きで自分の意志で努力を続けている。それに対してしっかりと評価をしてくれる御主人様であればいい。

しかし尽くしてないと捨てられるのではないかと必死になり、中毒のようにご主人様のわがまま(あえて幼稚な言い方で書く)に付き合うのは間違っている。

M女が努力を続け、それを主人が正当に評価してくれる関係が続けばいい。

主人は関係を結ぶ前に努力の最大値が来ると先述したが、それは正しい面もある。何故なら、奴隷の言うことにいちいち動揺して言う事をコロコロ変える主人であれば、それはそれで奴隷が不幸になるからだ。

奴隷としては(ベクトルが正しいという前提で)御主人様には堂々としていて欲しいのだと思う。努力する自分を適切な目で評価し、気分の抑揚で泣こうが喚こうが、絶対的な存在としていて傍にいて欲しいのだ。

関係を結んでから男性が努力をしなくても良いという訳ではない。

奴隷が抱えている不安に気づく繊細さも必要だろうし、奴隷の訴えの真意を理解することも必要だ。ただそれを分かりやすく「努力してますよ」と表現する事は前向きな意味を持たない。

極論を言えば、奴隷は関係を結ぶことによって生活が変わる。食事や身体のメンテナンス等すべてのベクトルの先にご主人様がいるケースも多い。

 

男性は自分が「特別なことをしている」と慢心してはいけない。

主人は奴隷にとって特別でなければならず、奴隷に対して特別だと伝えるべきだ。

主従関係においてM女が努力をしてくれることはとても美しい。

しかしその努力の種類が男性とはまったく異質なモノであるということを、主人側は良く認識をしなければならない。

 

 

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