朝と雨とウイスキーが好きだ。
だからといって雨の降っている朝にウイスキーを飲もうとは思わない。
それぞれは独立していて、何もかもを混ぜてしまうのは返って魅力が損なわれる。
またそれぞれには相性の良いパートナーがいて、朝とJazz、雨と窓辺、ウイスキーには暖色系の柔らかい照明がとても良く合う。
子どもの頃よりも少しだけお金を持っている僕は、そのいずれかを選択する事ができる。大人になった自分の、小さな権利だ。
僕たちは大きくなる事で小さな権利を得る。すべては正比例ではない。
しかしその小さな権利には、時折大きな責任が付いてくる。やはり世界は正比例ではない。
現実では、出逢いたいモノに出逢えない事の方が多い。それがモノであれ人であれ。手段も選択も分からず、巡り逢いたい相手にはいつだって会えない。
完璧な、理想のパートナーに出逢う確率を考えてみる。何の努力もしなかった場合、自分が「理想」とするパートナーに出逢える可能性は著しく低いだろう。
僕は時折、部屋の光量を減らして水槽を眺めている。水槽の中にチェレンコフ光が見えないか、なんて馬鹿な事を考えてみる。
チェレンコフ光が見える確率自体極めて低いものだが、部屋を暗くする事がささやかな努力である。
それぞれには、恐ろしく綺麗に噛み合う存在がある。少しの努力で、巡りあう確率はきっと上がる。
自分が経験したい事は何なのか。
感じたい事は何なのか。
パートナーに何を求めるのか。
新しい世界に踏み込む時、最良のパートナーを探す努力を惜しまないで欲しい。
朝と雨とウイスキーはきっと合わない。
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