主従関係を結んでいると、その関係の保ち方について度々議論になる。
代表的なものが会っていない時間の過ごし方や、いわゆる「管理」の方法だ。ここでは主から従者に対する管理について論じる。
毎日の報告や連絡の頻度がイコール主従関係の強さかというと、自論としてはNOである。
社会人であれ学生であれ、生活のリズムは人によって違う。また求めなくても毎日の報告をしたがる奴隷もいれば、対面での調教以外はほとんど連絡を取らない場合もある。
どちらかに恋人や配偶者がいる場合もあり、本当に関係の保ち方は千差万別だ。
頻度の高い連絡を求める場合も異なる場合も、共通して言える事がある。
それは信頼関係を育むのは会っていない時間だという事だ。
実際に会っている時(調教時)にはお互い身も心もスイッチが入り、その場では激しく相手を求める。大切だと感じる。
会っていない時間はどうか。主が従者に対して命令を下している場合もあるだろう。
それは「綺麗でいなさい」という端的な場合もあれば、「アナルプラグを挿して過ごしなさい」といった具体的な命令の場合もある。
会っていない時間、ご主人様から見えない時間に、どれだけ命令に対して真摯で居れたか。それが主が奴隷のひたむきさと愛らしさを感じる瞬間でもある。
しかしそれが従者ばかりが継続や我慢を強いられる関係になってはいけない。往々にして努力をするのは従者である場合が多い。
主人は主人で、とくに単頭飼いの場合は奴隷に対して真摯でいる必要があるだろう。
命令をする側という立場を、男性として社会的優位になったと勘違いしてしまう人はとても多い。
例えば自分は奴隷に対して継続的に努力が必要な命令を下しつつ遊び歩いたり、他の女性を抱いたり。
主人は奴隷に対してのみ主人なのであって、自分は特別だと思い上がってはいけない。
性欲の発散の為だけに関係を持つのであれば、細やかな信頼関係の構築は不要だろう。お互いの人柄と身体の相性が良ければそれでいい。
しかし敢えて主と従と形容する意味がある。
ドミナントとサブミッシブのパートナーは、精神的な支配と被支配を望んでいる。
そこでは見えない時間、会えない時間の過ごし方がとても重要になってくる。
僕の場合は自分から奴隷に毎日の細かな報告を命令する事はない。しかし相手がそれを望んだ場合は受け入れる事にしている。
奴隷側が感情的になり、このタイミングでの返信は不毛だと判断すれば返答までに時間を置く事もある。
奴隷側が愛情を理解しやすい環境にしてあげるべきなのだろうと思う。関係が破綻しかけた時に「本当は大切に思っていた」と声を掛けるのではきっと遅すぎる。
会えない時間は期待も不安も育んでしまう。
お互いがいつでも本心を話せる関係がいい。
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