日記

二つの世界

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このブログでは普段、M女性が危険を回避する為の警鐘のような記事を書いている。

無作為にメッセージを乱発したり、始めから主人であるように振舞う「勘違い」S男について記事にしている。

それらの記事を男性が読んだ時に「何を偉そうに」「何様だ」と不快に思う事もあるだろう。その中で自分のやり方じゃパートナーは見つからないと真摯に受け取る男性が何人いるだろう。

僕の男性批判記事は、ある意味では男性の為の記事でもある。読んでいて不快にしか感じないのであれば、いっそ読むのを止めた方がいい。

 

ここから先は、僕の主観や考え方が特に色濃く出ている。他人の価値観の一つ程度に読んで頂けたらと思う。

僕は物心ついた時から、女性に対して加虐支配をしてみたいという願望を持っていた。もちろん何かしらの切っ掛けを得て、幼心にアブノーマルな世界を知ったのだと思う。

思春期になっても「セックスをしてみたい」という欲求はなく、女性を拘束してみたい、首輪を着けてみたいという欲求の方が断然強かったように記憶している。

幼いながらに、S男性としての世界を持っていたのだ。

同じように、女性はどこかのタイミングで自身のM性に気づく。それが小学生なのか高校生なのか、社会に出てから気づく女性もいるだろう。

たまたま見てしまったアブノーマルなAV、彼氏がおふざけで行った簡単な拘束。切っ掛けは些細だが、自分の中で何かに気づいてしまった瞬間。

その瞬間に、M女性としての世界が始まる。

SM。それぞれの中に生まれた小さな世界は、それぞれの速度で形成されていく。

大量のAVでプレイの知識ばかり増えていくS男性。人と違うことが異常であるような不安を覚えながら、確認ができないM女性。

二つの世界は、重ならないまま平行に進んでいく。

成長をして、セックスをし、いくらかの金を持ち、何より賢くなる。自分が持てば持つほど、S性やM性をぶつける事は怖くなる。

失敗した時に自分の身に降りかかる危険や、自分が傷つく事が予想できるからだ。

しかし、ほとんど交わる事のない二つの世界がある日重なる事がある。

S男性が相手のM性を見抜いた時、M女性がご主人様候補へコンタクトを取った時だ。

話すのはとても勇気のいる事だ。男性は異常者かと思われるかもしれないし、女性は騙されて酷い事をされるだけかもしれない。

それでも自分が思い描いていた世界を現実にしてみたくなり行動を起こす。

どちらかが、もしくはどちらも行動を起こした瞬間に平行していた世界が交差する。

大袈裟だが、初めての主従関係ができるまでは誰もそれが現実に起こるとは思っていない。

憧れていた世界を実現させるという事は、それだけ大袈裟な事なのだ。

自分の中にある世界を現実にする為に、誰よりも慎重でなければならない。しかしAVSNSで見ていた世界は、平行はしていても遠く離れている訳ではない。

 

首輪を着ける。

首輪を着けられる。

 

それは思っているよりもずっと近くにある光景かもしれない。

 

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