どんなS男性・ドミナント気質の男性と関係を持つべきか。
SMや調教、主従関係といったキーワードに興味があってもその世界に実際に足を踏み入れる女性はほんの一握りだろう。
踏み入れた女性でさえ、最初の肉体的な調教を受けるまではそれは現実の世界の出来事とは信じられないと思う。
官能小説を読む女性も、AVを観ている男性も同じ。現実感のない世界の話だ。
しかし何かの切っ掛けで、パートナーになって欲しい男性にコンタクトを取る事がある。
それは性的欲求が最大になったタイミングかもしれないし、頭を働かせて複数の候補から取捨選択を行った末のコンタクトかもしれない。
いずれにせよ、踏み入る瞬間というものが訪れる。
今回主として論じたいのは、踏み入る前の段階についてだ。
どんな男性を選んだらいいか。この重要なテーマについて、取分け初めて主従関係を結ぼうとする女性には判断が難しい。
関係が始まった時には性的興奮が優先されて楽しい時間を過ごせるかもしれないが、主従関係を求める女性は刹那的な間柄を望んではいない。
落ち着いて来た時に、男性側の配慮のなさ、男性側の性的発散のみが目的である事が見透せてしまうかもしれない。
長く良い関係を保つために、僕なりの所感を書きたい。
前提として、パートナー探しは極めてシンプルだ。ドミナント嗜好のある男性で、SM要素を省いても常識的な男性を探せばいい。
例えば貴女がSNSでM女を表明するアカウントを持っていたとして、1.2通目で以下のようなメッセージが来たとする。
「おいドM、裸の写真を送って来い」
「命令してやるからオナニーをしろ」
このメッセージの送信者はSM云々の前に人として常識がないので、まず無視でいい。ある意味ではとても親切な男性だ。
大切なのは貴女を知ろうと建設的な質問をくれる事。いきなりプライバシーを無視した問いをして来ない事。会うことを焦らない事。
これだけでもある程度常識的な男性が残るので、やり取りをする中で貴女自身も相手を知る努力をするべきだろう。
次に、お互いの嗜好の確認が必要だ。
どれだけ相手の男性の見た目が好みで常識人であっても、貴女が経験してみたい事とまったく異なる性癖を持っていた場合、調教を受けている時間はとても苦痛なものになる。
関係が続けば当初は期待していなかった相手の性癖を楽しめるようになるかもしれないが、少なくとも初期にその余裕はない。
せっかくならば貴女が経験してみたかった事を楽しめるといい。
ほとんどのサブミッシブ(従属嗜好)の女性は「ご主人様のやりたい事」が自身の性癖となる。
最初に擦り合わせが必要なのは、NG行為についてだ。「大好きなご主人様になら何をされても嬉しい。ただスカトロだけは生理的にNG」と思っている女性の主人がスカトロ愛好者だった場合、どこかで綻びが発生する可能性がある。
奴隷をキープしながらスカトロ癖を他所で発散してしまう可能性だってある。それは単頭飼いのご主人様を信頼していた奴隷にとってはとても悲しい出来事だ。
また男性側の重要な要素として、「理解力があること、頭が良いこと」がある。
この要素については長くなってしまうので端的に書くと、「俺が絶対に正しい。俺の言う通りにしろ」というタイプの男性はご主人様には向かない。
M女性といってもタイプは様々で、それらは性格の個体差と相違ない。
タイプが異なる女性に対して一辺倒の欲求を突きつけた時、嫌な思いをするのは女性側だ。
女性にも様々なタイプがある事、伝え方が上手ではない女性もいる事、自分が理解ができないからといって否定をしない事、自分だけが満足をしない事。
こういった点に配慮ができる男性だと、女性側も「安心」の檻の中で主従関係を楽しめるだろう。
今回書いたものは特に注意して欲しい点だ。実際には、もっと複雑な要素に左右されるだろう。
主従関係を結ぼうか悩んでたり、主従関係について悩んでいる時には気軽に悩み相談の問い合わせを頂ければと思う。
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