当ブログにはM女の悩み相談という問い合わせフォームがある。
頂く内容は女性によって様々だが、傾向として以下のようなものが多い。
参考
- 自分がMなのか?本当に主従関係を求めているのか?
- サブミッシブ(服従願望)とはどんな願望ですか?
- 現在のご主人様との関係について
- 現在やり取りをしているご主人様候補の男性について
- mukuroと話をしてみたい
この悩みに関してはすべて中立で回答している。
女性の側に寄り添いすぎると気持ちは楽になるかもしれないが、悩みの根本は解決しない。すると女性は同じような悩みを繰り返すことになる。
厳しい言い方をすると女性側の捉え方が歪んでいる場合もある。それ故に、男性が不幸になっていい訳ではない。
多くの場合僕に相談をしてくる女性は相手に対し不信感を持ちながらも確信が持てず、客観的な意見を求めての相談が多い。
中には彼氏やご主人様が同じ男性として僕とは大きく感覚が違うのだなと感じるような方とやり取りをされている場合もある。
主従関係は閉じた世界であるケースが多いので、正常と異常の判別がつきにくい。
上述したような悩み相談の他に、自分の従者からの相談について少し話をしたい。
多頭飼いということもあり、僕の従者は仕事や恋愛関係において様々な立場の女性がいる。
仕事での悩みに関して相談に乗ることもあるし、恋愛で言えば恋人との話を聞くこともある。
こういう関係を持ちながらすごく歪んでいるかもしれないが、僕は従者が恋人について楽しく語るのを聞いているのがとても好きだ。
恋人とのやり取り、相手の好きなところ、心に残った言動。
きっと彼氏は良い奴なんだろうな、と感じることもある。
しかし長く多頭飼いを続けてきた中で、残念だった出来事もある。
素直で真面目で、奴隷としてとても良い子だったのに、恋人に難がある場合である。
大前提としてすでに成立しているその子の恋愛や恋人については僕が口を出すことではない。付き合う前の相談ならまだしも、その子が選んだ男性である。
話に聞いている以上の良い面もあるのだろう。
だが看過できない相手と付き合っていることもある。
借金がひどく自立していない、女性側が親切なのにかまけてヒモになっている、自分の理屈を押し付けて女性が苦しみ続けている。
そういった場合、僕は従者に不幸になって欲しくはないので意見を伝える。不幸である女性は、不幸に気づいていないか現実を見ようとしない。
愛情が優先し、多くのことに対して目をつむる。
改めて考えると、愛情深い素直な従者ほど良くない男性に溺れる傾向がある。それは僕という何人も女性を飼うような人間を慕い溺れているのだから当然かもしれない。
自分が好きだと思ったものに対してとても素直なのだ。
恋人の言動に振り回されて泣きながら電話がかかって来たり、僕に対して付き合ってほしいと伝えてくる事もある。
僕は複数の女性に対しての「ご主人様」であり、恋愛と主従を混同しない。今の立場だからこそ言える事もあると思う。
ある程度会話を重ねた上でも女性が交際を続けるのであれば、それ以上僕が否定をするのは野暮というものだ。相談があった時のみ対応をするように切り替える。
振り返ると、恋人を優先して僕から離れることを選択する女性もいた。
その考えは否定しないし尊重もする。しかし男性の問題が強い女性ほど自身の母性や愛情の強さに縛られ、その男性に依存してしまう。
「自分がいないとだめだ」と自己暗示に陥り、消耗していく女性を何人も見て来た。
今回書いたようなケースは関係を持った従者の恋人にたまたま問題があったという話だが、潜在的にそういった環境に苦しむ女性は多いように思う。
男性に問題があればあるほど、すべての事情を知り合いに伝えて相談することは難しい。
ご主人様と奴隷という剥き出しの関係だからこそ、色々な事情を話してくれるのかと思うところもある。
相手が好きなのではなく情により関係の維持が目的になっていないか?
今一度、悩んでいる女性は考えてみて欲しい。