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脳イキとはどのような状態か?
「脳イキを経験してみたいです」
当サイト「M女のための調教ブログ」ではSM調教・主従関係を希望する女性の募集をしているが、その中には調教の中で「脳イキ」を経験してみたいという女性の声も少なくない。
これらに憧れている女性も多いと思うが、恋人や夫など普段のパートナーとのセックスでは経験できない事がほとんどだ。
脳イキとはどのような状態か?
様々な解説があるが、SM調教の中で実際に女性の脳イキを目の前で見てきた僕の感覚としては過去の自身の絶頂体験にアクセスし、絶頂を思い出して絶頂している状態だと思っている。
性的に興奮している時、絶頂(イク)を迎えた時に大量分泌されるオキシトシン(愛情ホルモンと呼ばれるモノ)というホルモンがある。
このホルモンは性的な快感を感じている時に分泌され、心身のリラックスに繋がることで脳内で快感を増幅する作用がある。
オキシトシンの重要な働きとして子宮の収縮と弛緩を誘導する作用があり、より身体全体の快感・感度が高まっていく効果がある。
つまり、直接的な刺激でなくとも過去の絶頂体験を脳が思い起こすことにより子宮が反応し、結果的に脳やカラダ全体が気持ち良く感じる状態が脳イキである。
脳(頭)が気持ち良くなると思っている女性も多いが、脳・ココロ・カラダすべてが連鎖的に反応して発生するものだと認識しよう。
脳イキしやすい人の特徴
中イキ経験者・イキやすい
先述した通り脳イキは過去にイッた体験にアクセスし追体験するイメージに近いので、中イキの経験が豊富だったりそもそもイキやすい体質の人はアクセスがしやすい。
女性の反応を見ている所感としては、中イキの経験がなくオナニーでの外イキ(クリトリス)等の絶頂経験しかない女性は特別脳イキがしやすい訳ではない。
この後の解説にもあるが想像力がある女性は脳イキをしやすいので、中イキできる女性=想像力がある=脳イキもしやすい傾向が強い。
セックスへの欲求が強い
その女性がセックスを行う頻度に関係なく、常に頭のどこかに性を意識しているタイプの女性がいる。
月に1回・週に1回など女性によって求めるセックスの頻度は異なる。常に次のセックスを意識している女性はずっと感度が高まったままの状態になっているケースもあり、いざセックスを行った時に人並み以上に情報量を感じることで脳イキするタイプがいる。
欲求不満
上記の欲求が強い女性と似ており、欲求不満の状態の女性は強く受容(感受性が高い)する状態になっている場合があり、その状態でセックスを行うと自分で様々なことを想像してしまい脳イキするケースがある。
想像力/妄想力がある 感情移入しやすい
性的なことに限らずこの特徴がある女性は脳イキをしやすい。
画像のない官能小説で強い興奮を覚えたり、SM調教のご主人様を含むパートナーからの言葉をとても大切に捉え、文面以上の意味を捉えるのが得意な女性は人並み以上に感度が高く脳神経がよく働く。
脳イキのメカニズムとしてはすでに解説した通りだが、この特徴がある女性は全体的にとてもセックスを楽しむことができるしSM調教や主従関係との相性も良い。
一方で、好きな男性・安心できる男性と一緒にいると性的なスイッチが入りやすくなってしまい、我慢しなければならない場面が多くなってしまうデメリットもある。
声フェチ
好みの男性の声質に性的興奮を覚える女性、また耳が性感帯の女性にも脳イキしやすいタイプがいる。
脳イキしやすい女性はトランス状態に入りやすく、その状態だと脳と位置が近い耳で興奮することで連鎖して脳も刺激を受けているような感覚になる。
このタイプの女性は一度脳イキした後も連続してイキやすくなるのが特徴だ。
脳イキしやすくなる方法
中イキを経験する
オナニーをしすぎると外イキしかできない、足ピン(脚を伸ばさないとイケない)などのクセがついてしまうことがある。
これは脳イキを阻害してしまう可能性がある。
中イキができると膣や子宮でイク感覚が身に着くので、過去の絶頂体験にアクセスする脳イキがしやすくなる。
先に中イキを経験することで脳イキができるようになる可能性が高まる。
言葉責め
耳元で言葉責めをされることで触られなくとも感じることができるようになるタイプの女性がいる。
しかし言葉責めは行う側のセンスによって効果がまったく異なるので、反対に冷めてしまう場合もある。
好みの音声が聴ける用意をする
彼氏・SM調教のご主人様など好きな人の声や言葉責めのコンテンツを用意し、イヤホンなど集中できる環境で聴いてみる。
これは聴覚から興奮をするようになる練習でもあり、慣れてくるとセックス中の言葉責めでも興奮しやすくなる。
感情にセーブをかけない
場所や相手など様々な理由により本心をさらけ出せない相手だと集中できずに脳イキがしにくい。
自分の感情をセーブしなくていい環境で行為に臨むこと、またどんな姿でも見せられる信頼できる相手だと感情が発散しやすく脳イキの邪魔にならない。
SM調教の中で
先に解説をすると単にSMや調教を受けても脳イキができるようにはならない。
そこには男性側の経験やセンスが強く関わってくる。
しかし経験できるプレイが増えて通常よりも脳イキに目覚める切っ掛けが増える点からチャンスが増えるのは間違いない。
僕自身も脳イキの素質がある従者(M女のパートナー)であれば、脳イキを躾けていくことでより感度を高めるように調教している。
脳イキができるメリット
脳イキができると通常以上に性行為によるストレス発散効果が高く、またセックスを行った時の幸福度も高くなる。
パートナーに会っただけでも幸福感・興奮度が高くなりより相手と親密になる効果も期待できる。
脳イキはAVや漫画の世界と思っている女性もいるし、残念ながら全員ができるものではない。
しかし脳イキはコツを掴めばできるようになる可能性が高まり、SM調教のようなアブノーマルな環境下ではできるようになるチャンスも増える。
よりセックスやパートナーとのコミュニケーションを楽しみたい女性は、今回の記事を参考にして頂ければ幸いだ。
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