以前掲載した人には言えないマイノリティな性癖に関する記事について、女性から非常に多くの反響を頂いた。
内容としては様々だが、純粋に興奮したというものもあれば自分も人に言えないような特殊な性癖があるので聞いて欲しいというものもあった。
何度か書いているが、僕は自分がしたいことをするというよりは女性が経験してみたいプレイ内容、またその女性にマッチすると判断した調教を行うようにしている。
調教の中でご主人様にあたる立場の人間が自分の快楽ばかりを求めていると、奴隷はその浅ましさに醒めてしまうこともある。
奴隷がすべてを差し出したいと思うのはあくまで良好な関係の中での話だ。
自分が認識していないものも含めて求めているものを与えられ、この人は自分の求めていた自分を与えてくれると感じた男性にこそ奴隷はすべてを差し出したくなる。
ご主人様の与えてくれるものが性癖になると言ってもいい。
今回はそんなご主人様が性癖になっていく心の変化について解説していきたい。
ご主人様という特別な存在
アブノーマルな世界において、男女の関係を接続する要素として性癖がある。
見た目が好みであってもあまりにも性癖が合わない相手とプレイを続けるのは苦しいし、反対に性癖がマッチしていればルックスなどはあまり気にならならなくなる場合もある。
特殊は性癖であればあるほど、その欲求を満たしてくれる存在はとても貴重だ。
そんな特殊な性癖の中の一つとして主従関係(SM調教)が存在する。
ご主人様(主)と奴隷(従者)という立場に分かれSM調教を行っていく。
ご主人様から奴隷に対して行う調教については「与える」「責める」な人によって様々な表現を行うが、基本的には奴隷側が受取り手であると考えていい。
SMというと一括りのように聞こえてしまうが、実際には与える側の「ご主人様」のタイプによって調教内容は大きく異なる。
人間的な相性や性癖が合致していれば早い段階から関係を楽しむことができるが、中には関係を結んだものの性的な相性が悪くすぐに関係が終わってしまう場合もある。
そんな中、主従関係の中ではしばしば次のような変化が現れる。
それは理想的なご主人様に出会った場合、それまでの性的嗜好やこだわりなどなかったかのようにすべてが書き換えられていくという現象だ。
ご主人様から与えられるものはすべて奴隷を刺激し、些細なことにも発情をするようになる。
最初にNGと提示していたプレイを自ら乞い願う。
言わばご主人様自身が性癖となるのだ。
これはマゾやサブミッシブ、いわゆるMと呼ばれる女性たちにとってはとても幸福度の高い精神状態であると思う。
簡単なプレイでも強い刺激を感じるようになる
ご主人様を慕っていない関係性だと、関係が長くなるにつれて刺激を得るにはより強くより激しいプレイを行わなければいけないようになってしまう。
一方で、心酔しているご主人様であれば些細な行為で大きな刺激と幸福感を得ることができるようになる。
例えばご主人様のキスと他の男性からのキスは違う。
ご主人様からのキスは与えられるものであり、他の男性からのキスは(あえて粗末な言い方をすると)単なる愛情表現である。
単なるというのは適切な意味でいえば、それ以上の意味を持たないという意味だ。
本当に心酔している奴隷であればご主人様とのキスで絶頂することもある。
これまでの恋愛においてそんな経験はないという女性であっても、特殊な性癖の中ではいままでの精神状態とは大きく異なる可能性もあるということだ。
良好な関係はすべてを特別にする。
良質なご主人様は女性の特殊な願望も否定することなく受け入れるが、そのうえで自然と自分の趣味嗜好に染めていく。
性癖は膨大な数にカテゴライズされているが、誰もがそのどれかに当てはまるとは限らない。
程度も内容も千差万別だ。
無限に人がる性癖の中で自分の好きなものを探すよりも、信頼できる好きなパートナーを作ってその人なら何をされても気持ち良いと感じられるようになればそんな幸せなことはない。
プレイ内容ではなく「人」で自分の性的好奇心を満たすという考え方もある。
もしSM調教に興味があるのならば、プレイではなく信頼できて楽しめる相手を探すことから始めてみよう。
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