大学生である萌花の調教について書く。
彼女はSNSで僕の存在を見つけ問合せをしてくれた女性だった。
日本最難関レベルの高校から大学へ進学し、一見華やかに見える彼女の人生には人知れぬ影がかかっていたようだ。
細身にIカップ、顔立ちも非常に整っている。
詳細は伏せるが、彼女は幼い頃から「男性」というものが忌避すべき存在になってしまうような体験を沢山してきた。
主従関係に興味を持ちながらも、僕とコミュニケーションを取ることにも不安はあったと思う。
彼女は学生と話しているのを忘れるほどに実年齢よりもずっと精神的に成熟している。
少なくはない言葉を重ね、僕らは関係を持つことになった。
すでに何度か会っていたが、あるタイミングで僕らはホテルを訪れた。
服を脱ぐように命令し、指定したポーズの身体を晒す。
萌花は主の前で自分の肌が空気に触れることに酷く興奮していた。
喜怒哀楽のどれとも異なるような、曖昧な興奮を表情に現した。
女性から見ても彼女はとても魅力的なカラダをしていると思う。
幼い頃の彼女は日々男性の望まぬ視線に触れ嫌気がさしていたが、絶対的な存在ができることでそのカラダも自分にとって好意的な意味が生まれたのかもしれない。
僕は彼女の精神も身体も可愛らしいと思うし、彼女にとっても意味が生まれたならこんなに嬉しいことはない。
また新たな役割を与えるように、自分のカラダを使って主を清めるように命じた。
手を、胸を、然るべき場所を使って隅々まで奉仕をさせる。
バスルームを出たあと、彼女が際立つような格好に着替えることを命じた。
カラダを隠すにはあまりにも頼りなく、ウッド調の部屋には似つかわしくない違和感。
その格好でいることが誰かの命令であることが明白な姿を与えることが好みだ。
様々なポーズを要求すると、萌花は呼吸を乱しながらそれに応える。
彼女の人生で命令されたことがない、決して応じるはずのないポーズだったはずだ。
精神的な敗北と支配を受け入れた彼女は心なしか楽になったように見える。
幼い頃から苦労の多かった彼女は、服従の中に生きるよすがを見つけたように思う。
抱き寄せて身体を撫でると、幸福感と興奮が混ざったように反応する。
すでに興奮しきった彼女を椅子の上で拘束し、玩具で責めていく。
焦らすようにあてられるのも、入れたまま放置をされることにも彼女は敏感に反応を示した。
玩具での責め以上に手で子宮を圧迫させる快楽が強かったらしく、圧されるたびに彼女は悲鳴をあげる。
圧迫するたびに彼女の女性の部分は強く張り、皮膚を隔てて手のひらで明確にかたちを感じるようだった。
この時にはもう、萌花は僕に何をされても興奮する状態にまで昂っていた。
股に縄を通し前後に歩くように命令する。
それだけの簡単な命令なのに、彼女は何度も膝から崩れ落ちそうになった。
崩れ落ちそうになると縄をきつく持ち上げ、無理やり股間に食い込ませて立たせる。
彼女は倒れることも許されずに何度も縄の上を往復した。
下品に脚を開くように命令し、自分で股間を縄に擦りつけるように伝える。
彼女に自分の意思で決められることなど何一つないのだ。
耐えきれず崩れそうになったので一層きつく縄を絞り上げた。
股間には縄のコブが食い込み、喉が枯れるような悲鳴が室内に響く。
疲労しきった萌花をベッドに連れていき、自らのカラダを使って奉仕をするように伝える。
自分の口や胸が誰の所有物であるかをよく理解させた後、彼女を犯すことにした。
胸を揺らしてカラダが痙攣するほどに酷く反応する。
奴隷として仕上がってしまった彼女は小さく、大きく、何度も絶頂を迎えた。
彼女がここに辿り着くまでの多くのことを考えてみる。
萌花は従者として好意的に関係を持つこと・役に立ちたいという姿勢を見せてくれる。
彼女の言葉ひとつひとつにそれを感じるし、ささやかだが僕にできることは応えたい。
女性にとって望まぬ性的な視線は嫌悪感しかなく、男性そのものが嫌悪の対象と感じてしまう人もいるかもしれない。
しかしサブミッシブへの興味があり、自分が納得できる支配者・管理者に巡り合うことができればより自分の魅力的な部分を愛する切っ掛けにもなるように思う。
自分の良さを適切に愛でてくれる人と出逢えるといい。