心象スケッチ

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いつかまた、萩の季節に

2022/10/10  

ある時、雨の日に海を眺めていた。 海に還っていく雨を眺めていると、一時的な感情はいつかきっと海に落ちた雨粒のように曖昧になってしまうのかもしれないと感じる。 海に広がってしまった雨粒を正しくすくい上げ ...

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六月の雨

2021/12/7  

  水分を多く含んだ空気は息苦しく、少し歩いただけでワイシャツは不快に湿っていく。 沿道にはこの季節を待っていたかのような薄い色のレインリリーが並んでいる。   僕は東京に住んでい ...

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手のひら

2021/12/7  

  眠ってしまう前に、短く更新をしたい。   日々、新しい人に出会う。 自分を好きだと言ってくれる人、自分を遠ざけようとする人。 僕はその人たちを言葉であるとか、詩であるとか、あら ...

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スクラップ・アンド・ビルド

2021/12/7  

  毎年冬になると、雪の多い街に一人旅へ行く。地元民の生活を脅かす膨大な白は、皮肉にも旅行者の心を穏やかにする。 今年は世相から外出を控え、都内にある自宅で大人しく年の瀬を過ごしている。 & ...

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白夜に手を振って

2021/12/7  

夜がいつも同じ色であるとは限らない。   精神状態は、視覚に様々なフィルタをかける。 初めて首輪をかけた夜は青白く甘く、首輪がちぎれた夜には暗黒色が視界を満たしていく。 サディストだろうがド ...

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またいつか、真夜中に

2021/12/7  

誰でも真夜中を特別だと感じる時がある。   それは恋愛は上手くいかないと初めて知った14歳かもしれない。 社会の軋轢に心が壊れかけた35歳かもしれない。   いずれにせよ、空気の重 ...

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酸素の薄い朝

2022/10/10  

主従関係について、思考と錯誤を繰り返す。   やかんに水を注ぎ、火にかける。 透明なガラス製の急須に茶葉を落とし、その瞬間を待つ。海底の柔らかい砂のようなソファに腰掛け、従者の事を考える。 ...

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モーニング・グローリー

2021/12/7  

  静かな夜が好きだ。 時計の針がきれいな直立を過ぎた頃、少しずつ世界から音と光が消えていく。 昼間に分かり合えなかったあの人にも、スマホに向かって指先で何者かを演じ続けているあの人にも、誰 ...

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めぐり逢い

2021/12/7  

朝と雨とウイスキーが好きだ。 だからといって雨の降っている朝にウイスキーを飲もうとは思わない。 それぞれは独立していて、何もかもを混ぜてしまうのは返って魅力が損なわれる。 またそれぞれには相性の良いパ ...

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海の底で

2021/12/7  

  深夜の静寂は海の底に似ている。 太陽の下で対応した様々なことに疲弊し、深夜、一切の灯りを消して部屋のベッドに横たわる。 光も、音も、匂いも、何も入ってこない。インプットが遮られた状態で、 ...

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