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他人には相談しにくいネットからの出会いトラブル
今やインターネットは恋愛やSM(サド&マゾ)・D/s(ドミナント&サブミッシブ)関係を求める人々にとって重要な出会いの場となっている。
SNSやマッチングアプリ、掲示板などを通じて、日常生活では出会えない相手と関係を築ける時代になった。
厳密にいえばもう20年くらい前から掲示板サイトを利用してSMなどの特殊な性の出会いを行う男女もいたが、それがよりカジュアルになったのが現代の様相だ。
しかしネットでの出会いは可能性に満ちている一方で大きなリスクも伴う。
特にSMや主従関係のように自分で調べられる情報が少なく、少ない情報の中で相手を信頼する事が前提となる関係では相手を見極める力が欠かせない。
今回はネット恋愛やSM関係を安全に楽しむために、男女それぞれに潜む問題点を整理し信頼構築のために必要な視点を解説する。
またこの記事をご覧頂くあたり、以下のポイントに注意して頂けるとより理解が進むと思う。
注意ポイント
- 記事内容は男女逆の場合もあり
- パートナーに不信感がある人は自分の客観視の参考に
- 書き切れない詳細な背景もあるので、あくまで参考程度に
今回紹介するすべてのパターンに例外があることは言うまでもない。
主従関係はネット出会いの中でも特に秘密の多い関係
「ご主人様と奴隷」興味のない人からしたら馬鹿げた関係性である。
だからこそ友人や恋人にも興味があるとは言えず、出会いの場はインターネットがメインとなる。
先述の通りネットを通じた出会いや恋愛は一般的になった。
マッチングアプリやSNSで出会いとなるが、特にSM関係のように嗜好性の強い領域では同じ価値観を共有できる相手と出会える可能性が高い。
だが匿名性が高いがゆえに素性を隠したり嘘をついたりする人も多い。出会いを現実に移す前に冷静な見極めが必要となる。
ネット出会い/恋愛の大きな特徴は心理的距離の縮まりやすさだ。
日常では言えない本音や性的嗜好を打ち明けやすく短期間で深い関係を築ける。
しかしその反面現実と理想のギャップが生じやすい。相手を過剰に理想化し、実際に会った際に失望するケースも少なくない。
特に主従関係ではオンライン上での言葉のやり取りが現実の信頼関係と同一ではないことを理解する必要がある。
そしてこの関係が一方的な支配や虚偽に基づいていれば、危険な関係に転落する可能性が高い。
前置きが長くなってしまったが、ネット出会いや主従関係のトラブルについて具体的なパターンを紹介していく。
当ブログの性質上 男性(ご主人様)・女性(従者)の関係性での説明となる。
男性側に問題がある場合
ドミナントの顔をしたモラハラ
「主従関係での支配」と称して、実際には相手をただ自分にとって都合の良い支配下に置き精神的に追い詰める男性がいる。
愛情のある支配ではなく女性を「ただの都合の良い相手」にしている状態だ。
僕のようにブログを運営していたり、SM系のサービスやイベントを提供している立場にある男性で傲慢さを悪化させてしまったパターンも多い。
良質なドミナントは相手を尊重し合意の範囲で関係を築く。モラハラ型はそれを装いながら実際には相手を搾取し消耗させてしまう。
SMをしているというのは友人にも相談しにくく、また一般論がわからないため相手の傲慢さが愛情なのか自分の我慢が足りないのか判断がつかないケースが多い。
自分が嫌だと感じたらためらわず身を引く勇気を持とう。
特に複数の女性とトラブルになっているような男性は女性が過敏に反応している訳ではなく、かなり高い確率でその男性がモラハラ気質である可能性が高い。
また複数回そういったトラブルを起こす男性は本人にも直す気がない(自分が悪いと思っていない)ので近づかないことが一番に自己防衛である。
隠れ多頭飼い
この界隈には多頭飼い(1人のご主人様が複数の従者と関係を結んでいる)という関係も成立している。
もちろん多くのサブミッシブはご主人様と1対1での主従関係を希望する。それは通常の恋愛と変わらないし、1対1の安心感を求める女性の方が多数派だ。
どちらが良い悪いという議論はここではしないが、「自分はパートナーを一人しか作らない」と約束して関係を始めたのに隠れて(もしくは別のSNSアカウントを作って)他のパートナーを作る隠れ多頭飼いという行為が存在する。
男性側の心理としては「多頭飼いだと女性が寄ってこないかもしれない」「バレなければいい」「自分は器用で賢い」と浅ましさと勘違いのうえでこういった状況を作り出す。
このタイプの男性はSNSでも定期的に炎上するが、アカウントを消して名前を変えてすぐ復活していることも多いので少しでも疑わしいと感じたらやめておこう。
隠れ既婚者
既婚であることを隠して独身を装う男性も存在する。
「既婚者ならばリスクがあるので関係を持つのはやめておく」というのは常識的な女性であれば当然の判断だろう。
上記の隠れ多頭飼いも同様だが、女性にとって少しでもマイナスに受け取られそうな情報を隠す男性は少なくない。
こうした関係は長続きせず後から発覚すれば大きな心の傷を残す。相手の発言や行動に矛盾がないかを慎重に見極める必要がある。
余談だが、僕個人としては未婚・既婚問わず主従関係でしか満たせない欲求はあると思っているので既婚を相手に伝えたうえで関係を持っている男女の主従関係には否定的ではない。
NGプレイなど約束を守らない
合意したルールを破り、NGと伝えたプレイを強行する男性もいる。
これは信頼を根底から崩す行為でありSM関係においては致命的だ。約束を守らない相手とは関係を続けてはならない。
約束を守らない男性の心理としては以下のような状態がある。
- そもそも約束を守る気がない
- 関係を結ぶことを優先して約束を重要と捉えていない
- 実は自分に自信がなく「次の調教はないかもしれない」と自分がやりたいことを詰め込む
女性へのストーカー化
通常の恋愛では満たせない欲求を満たすため、女性が関係を持つ男性は普段恋人としては選ばないような相手である場合もある。
恋愛対象には見れないが一時のご主人様としては魅力的に見えるケースだ。
そして時が経ち、何か理由があって主従関係を解消することになったとしよう。
男性にとってはドミナントとしての欲求を向けることができ、また本来ならば釣り合わなかったような魅力的な女性と関係を持ってしまったことによりストーカー化してしまうケースがある。
主従関係が良好だった時に調教中の写真や動画を男性が所持している場合も多く、女性側が強く行動できない場合もある。
主従関係を始める時には女性も興奮状態にある場合が多いので、安全に終わることができる相手か?といった見極めをに注意しなければならない。
未成年と関係を持ってしまう
最も危険で違法性の高いケースが未成年との関係だ。
当然男性側にとっても損害が大きく相手が年齢を偽ることもあるため慎重な確認が欠かせない。
幼い頃からSMに興味のある女性は多く、一歩踏み出して男性との出会いに踏み込んでしまう女子もいる。
当然成人男性としては関係を持ってはならず、ましてや年齢を知ったうえで写真のやり取りや実際に会ったりというのは言語道断である。
しかし現在成人しているM女に話を聞いていると「実は中学生の時に・・・」という女性もいる。
未成年とわかったうえで関係を持ってしまう男性はどれだけ常識的で優しく見えても犯罪者なので、絶対に近づいてはいけない。
女性に問題がある場合
過度な依存症
主従関係には少なからず依存の要素がついてまわる。そこから目を背けてはいけないし、一切の依存を許さないのは返って相手の女性を都合の良い相手(めんどくさくない相手)にしようとしている可能性もある。
しかし相手への依存が強すぎる女性は支配を求めるあまり自己を見失いやすい。
自ら都合の良い存在になりたがったり金銭のやり取りや暴力を振るわれても離れられなくなるケースもある。
相手のドミナントが距離を取った瞬間、強い不安やトラブルを引き起こす可能性がある。
自殺未遂や相手の環境を壊すような依存関係は健全な精神状態ではないので、そういった女性は主従関係に逃げないように注意が必要だ。
実は攻撃的な性格である
従順に見せながら裏で都合よく相手を操ろうとする女性もいる。Mとしての欲求を満たすために男性を利用するケースである。
自分でルールを設定することが多く逸脱すると強く相手を非難する。表面上はMを装っても実際には相手を翻弄する行動が増え関係が不安定になる。
傾向として、関係が終わった後に相手が良くなかったとSNS等で暴言を吐いたり非難するタイプである。自分の非については省みることはない。
口グセとして「ドミナントだったら」「ドミナントなのに」といったかたちで、本来支配する立場であることを揶揄しながら非難をする傾向がある。
このタイプの女性と距離が近くなった場合、僕はリスクヘッジで一気に関係を切る。どれだけ後日ボロクソに言われようとも自分と他の従者の安全を優先する。
もちろんこの女性を尊重できないのは自分の度量の狭さであるが、長期的なリスクを考え関係を切る。
意思・意見が強いことと性格が悪いことを混同してはいけない。
短期的な関係を繰り返している
出会いを「消費」するかのように短期的な関係を繰り返す女性も少なくない。常に新しい刺激を求め相手を変え続けてしまう。
ご主人様をSM要素のあるセフレのように捉えている(本人に自覚がない場合もある)。
もちろんどんな関係を望むかは人それぞれなのでこのスタイル自体が悪い訳ではない。
ただ主従関係は長期的な信頼構築を前提とするためこのタイプでは満足のいく関係が築きにくい。
長くは続かないがパートナーがいないことは不安なためすぐに新しい出会いを繰り返す。もしくは以前のパートナーとよりを戻す。
男性側としても誠意をもって接していたつもりなのに、ある日ささいな理由を拡大解釈されて急に別れるような結末を迎えてしまうため傷つく人もいる。
まとめ
ネットからの主従関係を健全に育てるには徹底したコミュニケーションが欠かせない。
定期的なメッセージ交換や通話を通じて相手の真剣さと本質的な人格を確認する必要がある。相手を理想化せず、冷静に言動を観察し続ける姿勢が信頼を深める鍵となる。
また実際には善良な人でも相手の受け取り方が過剰で悪人認定されてしまうこともある。実際に自分でコミュニケーションを取ってみないと相手の本性はわからない。
また僕自身、自分としては正しいと思った判断で女性を傷つけてしまったり、自分を守るための嘘で嫌な思いをさせてしまったこともある。
若い時には大切に扱っていなかったのに離れそうになった瞬間にご主人様ヅラをした事もある。恥ずべき過去である。
ネットの匿名性は魅力でもあり同時にリスクの温床でもある。
今回書いたようなストーカー行為・隠れ既婚者・未成年・嘘のプロフィールなど危険は常に潜んでいる。
初期段階では個人情報を安易に明かさず、実際に会う時は人目のある場所を選ぶなど自己防衛が欠かせない。
ネット恋愛やSM関係は現実の生活では得られない貴重な出会いを可能にする。良い出会いがあればそれは本当に人生を豊かにすると思う。
これからパートナーを探す男女は今回書いたようなリスクを十分に想定し、慎重に相手を選んでみてほしい。
現在人に言えないような悩みを抱えている女性は下記から相談も可能なので活用してみて欲しい。
