調教記録・体験記事

マグマを飲み込むように(汐里 21歳)

liebeseele(リーベゼーレ)

 

先日調教した女性の話を書く。

今回の記事は特殊な癖の表現もあり、読者によっては苦手かもしれない。

しかし僕はそれを素敵な願望だと思う。

 

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夕方五時、僕らは新宿の街で待ち合わせをした。

この子は「調教希望」から問い合わせをしてきた21歳の女子大生で、調教に興味はあるが今まで彼氏を含めた周囲には話せず、また自分が本当に調教をされてみたいのかわからないといった内容のメッセージをくれた。

名前を仮に汐里としよう。

このブログでは多い問い合わせの一つなので、同じような悩みを持っている女性は安心してブログを参考にして欲しい。

彼女はいわゆる「普通」の体型をしており、それがコンプレックスの一つでもあったようだ。

スリムであったり胸が大きい方が女性らしく、自分には魅力を感じられない。そんな自分がアブノーマルなことをしたいと恋人に話すのはすぐに嫌われてしまうのではないかと考えていたようだ。

事前のやり取りでまず行ったことは、彼女が自分の中でかけているブレーキを外し、本当にしてみたいことを吐露させることだ。

今後どこかで調教を経験するかもしれない女性に言いたいが、何かを気にしたまま受ける調教はどこか寂しい。信頼した主人に委ね、主従の世界に没入してみると良いだろう。せっかくの体験を詰まらないものにしてしまうのは自分かもしれない。

彼女の願望は特殊で「与えられること」だった。

彼女は事前の会話で汚いことは苦手という話をしていた。これはよくあるNGだが、探っていくと彼女の本当の願望が出てくる。

彼女は体型こそ普通だが顔はかなり整っている。男性から声をかけられることも多いだろう。そんな彼女が人に言えない癖、それは主人の口から唾液や飲み物を与えられることだった。

このプレイは調教の一環で行うことがある。しかし彼女にとってはそれが最大の欲求なのだ。

ホテルに入ると、彼女はすでに発情しきっていた。いつ僕から求めていたものを恵まれるのだろうと、とろんとした目つきでこちらを見ていた。

欲しいものを与えず、拘束、玩具責め、彼女の中で優先順位が低い調教を施していく。

僕がベッドの淵に座ってフェラチオをさせている時、股の間に汐里が座り込む。上目遣いに見る汐里に、わざと口には入らないように涎を垂らす。彼女は泣きそうになりながら、「次は口に入れて」と眼で訴える。

焦らし続け、最後のセックスをする。正常位で突きながら、僕は汐里の顔を冷静に見据えた。

すでに汐里は焦らされることに疲れ、とはいえ調教自体には快感を覚えたらしく混乱したように快楽の悲鳴を上げ続けた。

 

「口を開けなさい」

 

僕が呟くと、一瞬驚いた後に汐里はすぐに理解をした。

 

紅潮しきった汐里は大きく口を開けて、迎えるように舌を差し出した。

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