このブログは学生の読者も少なくない様で、調教希望や悩み相談の問い合わせも多い。
大学生や専門学生、看護学生などもいて、皆問い合わせの切っ掛けはブログで書かれているような調教に興味を持って連絡をしてくれる。
これから社会に出る彼女たちとの会話は、調教やSMの話に限らずとても面白い。未成熟で青く、何者かになろうとしている。
学校の友人や授業、大人になる一歩手前の曖昧さ、年齢的には大きく離れていないはずの大人との絶対的な距離感。
このブログや僕に限らず、機会があれば様々な大人と接してみるといい。
身内やバイト先の大人と必要なだけの会話をするのと、その人を知ろうとして会話をするのはまったく別の行為だ。
その人は何に対して怒るのか、悲しむのか。
何を赦せて何を許せないのか。
それらが自分とどういった関わりを持つのか。
学生にとって未来はあまりにも膨大だ。
その中でやらなければいけない事はあまりにも多い。茫漠とした時間や、まだ読んでいない本に書かれている歩き方、これから出会う人が教えてくれる話。
感受性を守ること。能動的であること。
時折、宇宙について考えること。深海のわずかな酸素を想像すること。
そんな思考の連続が心を豊かにする。
これから社会人になって働くということはひどく窮屈さを感じる。
しかし今以上に自由にもなる。
感性を育むこの時期に、沢山の感性に触れるといい。
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