日記

またいつか、真夜中に

投稿日:

誰でも真夜中を特別だと感じる時がある。

 

それは恋愛は上手くいかないと初めて知った14歳かもしれない。

社会の軋轢に心が壊れかけた35歳かもしれない。

 

いずれにせよ、空気の重い夏の夜も 刺すような冬の夜も、明らかにいつもとは色の違った夜がある。

考えごとの内容によっては、孤独は悪意を持って明確な形になる。

終わることを忘れてしまったような夜陰は、あまりにも茫漠としている。

 

大切になった相手、大切に想ってくれた相手。

それぞれはパンとバターに似ている。

本当に相性が良い相手に出会った時、バターは溶けてしまいバターであった事を認識できなくなる。

それはとても幸福なことだ。自我を強く保ち続けることだけがほんとうのさいわいではない事を例示してくれる。

僕らはバターから幸せの在り方を教わることもあるという事だ。

 

誰かを(或いは何かを)大切にできる時間というのは、とても限られた権利である事を覚えておかなければならない。

選択をできる状況である時、僕らはその重さを量り誤ってしまうことがある。

優しさだけが、善良であることが、いつも最適解であるとは限らない。

 

何かに夢中になっていてその夢が覚めた時、色々なことを思い出す。

風が吹いていたことや、慣れない駅で待ち合わせをしていたこと。

 

空になった瓶詰めのバターを眺めながら、真夜中に色々な事を考える。

 

誰かが去ってしまう寂しさを

そこに残されて、やがて冷えていく体温を

届かずに朽ちてしまった言葉を。

 

届けられなかった自分の不甲斐なさを。

醒めてしまう身勝手さを。

 

↓クリックをお願い致します。

アダルトブログランキングへ

 

-日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

夜に

  窓の外では、機嫌の悪い天気が続いている。 昨晩は編集の方と会い、本日は自宅で過ごすはずだった。 しかし仕事の都合でホテルに連泊をすることに。同じホテルに連泊しているが、部屋をシングルから …

主従関係はオーダーメイドであるべき

残念ながら主従関係のパートナーが変わる機会は不意に訪れる。 それは男性も女性も傷つくことだし、避けられるならば避けたいと願う人も多いだろう。 別れを切り出した途端に今まで尊敬の対象だった主人がストーカ …

no image

肉体的な責めは手段でしかない

  自分にとって相性のご主人様とはどんな人物か。言い換えれば、M女が幸福になるS男性とはどんな人物か。 今回はその点に言及したい。 ネットで、リアルで、出逢いのきっかけは様々で、知り合ってか …

女性の本音:調教経験無しM女編

先日TwitterのDMを使って以下の3通りのアンケートを行った。 調教経験有りM女アンケート 有効回答数 116名 調教経験無しM女アンケート 有効回答数 51名 初心者S男アンケート    有効回 …

主人が奴隷にできることは少ない

主人が奴隷にできることは、実はとても少ない。 調教を受けたことのない女性の多くは「きっと調教を受ければ今まで誰にも言えずに求めていたものに出会えるだろう」「新しい自分に出会えるかもしれない」そう考えて …

よく読まれている記事

よく読まれている記事

記事カテゴリー

記事カテゴリー

月間記事

月間記事

カレンダー

2020年9月
« 8月   10月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

※当ブログでは参考画像とオリジナル画像(サイト名・URL入り)を掲載しています。