ありなの調教について書く。
もともと文章が好きな彼女は、偶然このブログを見つけてからすべての記事を読んでくれたようだ。
それゆえに実際に会う前から僕が行っている主従関係やSM調教の解像度は高かった。
クリアに解釈をしてくれたうえで送ってくれた願望は、僕と温度感が似ていたように思う。

※ありなからの調教希望メッセージ
某日、都内のホテルで僕らは待ち合わせをした。
薄い皮膚の下の、そのどこにも服従願望など隠していないように彼女は洗練されていた。

緊張している彼女と改めて同意や嗜好の話をする。
女性によって異なる境界線や願望を整理していく。
足りなくてもいけないし、過ぎてもいけない。
僕が最も神経を使う作業であり、最も幸福な確認とも言える。
奴隷としての彼女の輪郭を整えたあと、最初の小さな命令を出す。
ありなは着ていた様々なモノを降ろして素肌を見せる。
太ももに足を置くと、ありなの体温が一気に上がっていくのを感じた。


足で股間を撫でると、我慢していたものが弾けたように声をあげて悶え始める。
一番大切な部分を足蹴にされる快感を彼女はすぐに理解したようだ。

ひとしきり股間を弄んだあと、犯されるための格好にありなを着替えさせる。
遊ぶにも飾るにも良い姿になったありなに様々なポーズを命令する。


隠すことを許されない乳首をブラの上から撫で、じっくりと愛でていく。
直接触られるよりもずっと苦しい時間が続く。
気まぐれに摘まんでやるとありなは色気のある声を漏らした。


後ろ手で拘束し、ありなをベッドに座らせる。
耳を舐めながら身体中を柔らかく責めていくと、力が入らなくなった彼女はゆっくりと床に崩れていった。



床に崩れた彼女を無理やり立たせる。
興奮しきったありなにその場で涎を垂らすように命令をした。
自分ではしない行動を少しずつ植え付けられることで、日常の自分から離れて奴隷としての自分に変えられていく。


ローターを股間に当てるとありなはその細い身体をくねらせた。
その状態で乳首を撫でてやるとついに我慢できず腰をのけ反らせて激しい声をあげる。



ローターを膣内に挿入しバスルーム前の廊下に連れていく。
廊下の隅に立たせ、全頭マスクで表情を奪う。
彼女は、思考と責任を委ねたかったのだと思う。
喜怒哀楽があるということは思考をすることで、思考をすることは誰かに(ないしは自分に)責任を負うことである。
表情を奪われることで彼女は責任から切り離される。
表情を取り繕う必要はないし、こちらがどんな顔をしているかもわからない。
頭を覆う小さな暗闇の中で次の命令を待てばいい。
股間にある玩具のスイッチを入れたまま僕がシャワーを浴びに行くと、バスルームまでありなの嬌声が響き渡った。

シャワーを出てもしばらく放置をしておく。
この時間、この空間には彼女の意思で決定できるものなど何一つ存在しない。

マスクを外し、発情しきったありなを犬として扱う。
リードを引いて散歩させると、彼女のしなやかなカラダは人としての機能を失ったように四つ足で床を這った。



素直な犬になれた褒美として、彼女の頭を撫で、頬をさすり、髪を強い力で掴んだ。
最後に一番嬉しそうな表情をする彼女は、ずっとこの瞬間を待っていたのだと思う。
どんな愛でられ方をしても、ありなはじっと「ご主人様」の眼を見続けた。



足を舐めるように伝えると、ありなは嬉々として僕の足を舐めた。
彼女が男の足を舐め回して悦んでいる姿を誰が想像するだろう。
しかしこの時の彼女は、元からそうであったようにしか見えないほどにサブミッシブだった。


奉仕を終えたあと僕はありなを鑑賞して楽しむことにした。
リモコンローターを仕込み気まぐれでスイッチを入り切りする。
後ろ手で拘束されていると耐えるための力が入りにくく、ありなはおもちゃとして情けない反応を続けることしかできない。
時折りムチで叩いてやると、不安定に訪れる種類の違う快楽に彼女は混乱した。





ベッドに移り、整った顔の一点だけを吊り上げ歪めていく。
さっきまでの綺麗な顔よりも奴隷としてずっと魅力的な顔になった。

鼻を縦長に歪めたまま口での奉仕を命令する。
発情しきった彼女は必死にモノをしゃぶった。
ある程度楽しんだところでありなをベッドに倒し犯す。
彼女は嬉しそうに何度も声をあげた。
普段の自分から離れることが気持ち良かったのだと思う。

部屋が静かになったあとで、僕たちは色々な話をした。
彼女の満たされた表情がその時間が豊かだったことを物語っている。
すべてを話せる相手がいるというのはとても幸せなことだと思う。
恋人やパートナーだからこそ言えない話もある。
彼女が奴隷としての自分を楽しむことができたなら、こんなに嬉しいことはない。



