日記

ラストシーン

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先日、ある女性と会話をしている時にフラッシュバック的に思い出した話がある。

それは僕が初めて書いた小説についてだ。

「作品」として賞に応募し始めたのは大学生になってからだが、中学生の時に発作的に小説を書いてみたくなった。

プロットもなく、書き方のルールも知らず、中学校の課題の余りであった原稿用紙を広げる。

当時はスマホもなく小説は紙に書くものと勝手に思い込んでいたので、僕は何の疑いもなく原稿用紙に向かい筆を走らせた。

誰に見せる予定もない、自分だけの小説だった。

作品の全体像についてはアイデアをメモにさえ取らなかったが、筆は思いの外早く進んだ。

この時僕が書いていたのは、中学生がAV女優に本気で恋をするという内容だった。

当時の自分がそんなシチュエーションに憧れていた訳ではなく、純粋に面白い作品になると思って書いていた。

様々な障害があるが、女性はやがて少年の気持ちが愛情であることに気づく。特殊な職業の中に潜む愛憎を理解していく。

執筆は順調に進んでいたが、ある時にピタっと筆が止まってしまった。

一度止まった筆は思うように動いてはくれず、その内作品を書くのを完全にやめてしまった。

たまに見返したが、遂に作品が完結することはなかった。作品と言えるような完成度ではなかったが、あれは間違いなく僕の処女作だった。

 

新しいM女と関係が始まった時、僕はその女性の「これから」を想像する。

僕と出会うまでに、相手は沢山の経験をして来たはずだ。泣いたかもしれないし、笑ったかもしれない。

様々な想いを抱いたまま、女性は奴隷になることを望んだ。誰かに服従していい安心感を求めたのだろう。

関係を結んだM女のこれからを、僕は楽しみに想像したい。

 

暑いが良い夜だ。

灯りを消した部屋で、静かにソファに腰掛ける。

書ききれなかった小説のラストに、僕は何を書きたかったのだろう。

もう二度と書けない「少年と彼女」のラストシーンを、僕は少しだけ思い描いてみる。

 

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