主従関係は楽しく、人生を彩るものだと思っている。
しかし良好な主従関係を経て（若しくは早い段階から）非道い結末を迎えてしまった主従カップルも存在する。
数日前までSNSで密度の高い発信をしていた主従関係者が、ある日突然別れや相手を非難するような発信をする事も少なくない。
そんな心境の変化はどこで起きるのか。
周囲からは見えなかった些細な行き違いがすでに生じていたのかもしれないし、どちらかが決定的に相手を裏切ったのかもしれない。
経緯は様々だが、別れて傷ついたM女性側から相談を頂く事もある。
先に記しておくと、僕自身奴隷に対して沢山の裏切りや心無い言葉を残して来た。それを若さのせいにするつもりはないし、「失敗」と呼ぶには身も心も委ねてくれていた女性に対してあまりにも失礼だ。
だから僕は過去に女性を傷つけてしまった事について主従関係の失敗とは言えない。その女性に取ってはその時それがすべてだった可能性もあるし、ベストを尽くせたかと言われると首肯しかねる。
言いたいのは、駄目な男性側の気持ちも十分に理解ができるという事だ。
よく調教されていた女性ほど、元主人を正当化したがる傾向がある。
「ひどい人でしたが…でも」「私の事を思って言ってくれていたのかもしれません」
相談をして来て、ずっとそんな言葉を繰り返す女性は少なくない。とても優しいのだと思う。
もちろん、庇う事なく主人を徹底的に批判する女性もいる。それはそれで、女性側が事態を極端化している場合もある。
感情が昂っている時、人は平準な目線で物事を判断できない。
第三者的な意見や、心のケアを意識してカウンセリングをしている。
そこから口説いて自分の奴隷にしようというつもりはない。女性側が希望すれば検討する事はあるが、傷ついている女性を洗脳しようとも思わない。
そういう意味でも、傷ついた女性は正常な判断が出来なくなっている。
ここは基本的に女性向けのブログだ。
主従関係やプレイの参考にしても良いし、一人で抱えきれなくなったらコンタクトを取れば良い。
顔が見えない、知らない人だからこそ話せる事もあるだろう。
心が壊れてしまう前に、自分を守ってあげてほしい。
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