日記

なぜご主人様選びを間違えるのか?

liebeseele(リーベゼーレ)

僕はSNSとしてはTwitter(@mukuro_smblog2)を利用しているが、主従関係が始まり、別れるまでのシーンをよく見かける。

関係を持った男女がTwitterでも仲睦まじくやり取りを重ね、周囲もその光景を微笑ましく、時には憧れをもって眺めている人もいるだろう。

しかしある日突然、「関係を解消することになりました」というツイートが流れフォロワーを驚かせる。

その場面を見かけた人々は「こんなにあっけなく関係は終わるんだ」と思うかもしれない。しかしそこには我々には見えない無数のやり取りやストレス、機微があったのだと思う。

 

一例としてTwitterを挙げたが、このようなことはSM出会い掲示板やチャットルームのような場所から始まった関係でもしばしば見られる光景だ。

Twitterは分刻みでリアルタイムに、かつ時系列的にツイートを追うことが容易である。他のツールに比べて主従二人のやり取りが公開されているケースが多いので目立つのだ。しかし短期間で終わってしまった主従関係が粗末なものだったかというと、僕は決してそうは思わない。

 

主従関係のパートナーを探すのはとても難しい。

 

構図としてはドミナント(支配嗜好)の男性に惹かれたサブミッシブ女性(服従嗜好)が奴隷になることを志願する形式が最も多い。

対照的にとても魅力的なサブミッシブ女性がいたとして、それに対して男性が「僕をご主人様にしてくれませんか?」とアプローチする姿もSNSではよく見られる光景だ。

しかしこれでは、主従関係における最も大切な部分が最初に破綻してしまう(もちろん100%の失敗ではないだろうが)。ご主人様・支配者にはお願いしてなるものではない。

M女性がご主人様を求める時、その人のSMや主従関係に対する価値観や考え方にフォーカスして相手を選別する事が多いだろう。

それは間違っていないように思う。ただそれに振り回されてしまう女性も多い。

大前提として、ご主人様である前に人間的に魅力的で常識的であることを条件に含めなければパートナー選びを間違えてしまう。

毎回ツイートする言葉が素敵で奴隷志願をした。実際に関係を持ってみたら連絡が雑で理不尽で自分勝手で……。最初はそれも媚びない魅力的なドミナントであるように見えてしまうかもしれない。

しかし元々性格の悪い人間がご主人様になった途端有能で善人になることはない。振り返ってみたら、ご主人様とSMや調教以外の話をした事がなかったなんて事はザラにある。

むしろ主従関係がなくても関係を続けたいと思えるような相手こそ、とても良好な主従関係を築けるのだと思う。

ご主人様と良い関係を築いているM女のツイートや話を聞いていると、ご主人様のドミナントの部分だけではなく人間的な魅力について話をしている場面をよく見かける。

自分の事を理解してもらえるというというのは、ご主人様にとってもとても幸福な事だと思う。奴隷は自分を解放できて理解してもらえた事に感動しているかもしれないが、それと同じくらいご主人様も幸福を得ている。少なくとも僕はそう感じている。

 

SMや調教に長く触れていればいつか良い相手に突然出会えるというものでもない。いま現在心から素敵だと思えるパートナーと関係を持っているのであれば、その縁は本当に大切にして欲しい。

世の中には自分にとって「ご主人様」としか表現できない男性がいる。

そしてそれは、そう出会えるものではないから。

 

 

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