奴隷になると女性にはどんな変化が現れるのか。
これまで沢山の調教未経験・初心者の女性と接してきた中で感じたことをまとめたい。
僕はよくブログやSNSにおいてご主人様を求める女性に対しまずは自分がしたい事、望む関係を整理した方が良いと伝えている。
この言葉の意図としては以下のようなものがある。
ポイント
- 願望が曖昧なままではどんな相手を探せばいいかわからない
- 性癖や嗜好は多種多様なので、「SM」という括りだけでは曖昧すぎる
- 人によって望む関係性は異なるので、関係を持ったものの無理を強いられる可能性がある
例えば自分が憧れていた主従関係像よりもパートナーの方が遥かにハードな関係を求めていた場合、立場的に奴隷側の女性は意見を言いにくいケースが多い。
我慢を続けた後、逃げるように音信不通になってしまう。
これはソフトな関係を望むのは覚悟がないという事ではなく、心地良いと感じる関係には個人差があるという事だ。ソフトな関係を望む女性は、ソフトな関係を望む男性とパートナーになった方が良い。
もちろん関係を結んだ後にお互いにより強い刺激を求めることもあるだろう。
最初のアンマッチを防ぐという意味で、僕は自分の考えを整理する事を勧めている。
実際に関係を結び最初に肉体的な調教を受けるその日まで、多くの女性にとって主従関係は現実感がない。
写真や動画、ネットの中で出来事であって、自分が参加者になる事はないと思っている(ここでの肉体的な調教というのは会っての調教を指している)。
遠隔での命令や写真の指示など調教自体は始まっている事はあっても、やはり直接手を施された時に「自分にご主人様ができた」と実感しているように思う。
自分がぼんやりと持っていた願望が形を持った時、女性の反応は大きく分かれる。
- ご主人様ができた事への幸福感に満たされる
- アブノーマルな快楽に酔いしれる
- 経験したことのない満足感を得る
- 自分にとって絶対的な存在ができた事への安心感
- 一度の経験で満足してしまい急激に興味を失ってしまう
- 最初の頃は激しく反応していたものの急激に覚めてしまい、ハマっていた自分に嫌悪感すら抱く
それまでの日常がすべて塗り替えられたような刺激を得る女性もいれば、男性にとってはネガティブに感じる変化を起こす女性もいる。
サブミッシブの女性は服従する経験をすることでノーマルなセックスよりも遥かに快楽と充足感を得ると思うが、実体験(想像に対する事実確認)をすることで満足し、興味を失う女性がいるのも事実だ。
もちろん最初のご主人様の対応次第でハマる・ハマらないが別れる場合もあるだろう。
主従関係とは結局人間関係なので、複雑な2人以上の登場人物によって構成される。
ただこれからご主人様を探す女性に向けて言葉を投げかけるとすれば、その人の性格以外の部分でもドミナント(支配者)としての能力は男性によって分かれると思う。
最近では色々なサイトやTwitter等で他の主従関係を見る機会も増え、拝見している中で対応が上手だなと感じる男性はいる。
一方で、言葉の強さと内面が噛み合っていない男性もいる。
そういった人を「自称S」とか「ニセ」と馬鹿にするつもりはない。ただどの分野でも優秀な人はいると思う。
話が循環するが、優秀な人が自分にとって最適なご主人様かも分からない。劣等感に苦しむ女性も何人も見てきた。
ハードはプレイができる方が信頼関係が強いとか、そういった考え方は捨てていい。
サブミッシブの女性は精神的な服従を求めているのであって、それを測るのはプレイの難易度だけではない。
沢山の人の価値観や言葉に触れて、自分が最も心地良く奴隷になれる相手を探してみてほしい。
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