日記

鏡には映らない願望がある

liebeseele(リーベゼーレ)

 

学生の時に、ゆっくりと本を読めるベンチを探すことが好きだった。

心地の良い座面、そこから見える風景、静かな環境。

家の近所から始まったベンチ探しは趣味となり、後半は電車に乗って出かけた街でも同じようにベンチを探して本を読んだ。

そういった原体験もあってか、僕は何か考え事やまとまった仕事をする時に場所を変え、よくホテルステイをする。

環境を変えて集中して作業を行う。この時の作業はこなすことを目的にするのではなく、質の高いアウトプットを生み出すことを目的にしている。

 

 

部屋に入りコーヒーを淹れて作業環境を整える。

設定をせずとも不快にならないよう空調が管理されており、すぐに作業に入ることができる。

パソコンに向かうと、深く沈んでいくように作業の世界に没頭した。

 

 

想像することとそれを読める文章に整えていくこと。

僕は数人の女性と少し変わった関係を持っているが、彼女たちの調教を想像する時に同じようなことを考える。

今現在関係を持っている従者たちは刺激を求めるが、調教希望をくれる女性の中にはソフトSM程度のプレイを経験してみたい初心者もいる。

そういった女性からすれば、「M女のための調教ブログ」に掲載されている調教内容は些か刺激が強いものもあるだろう。

激しいプレイや身分を晒すようなプレイは不安だが「僕からの調教を経験してみたい」といった問い合わせを頂いた時、僕はそんな女性の想像力を素敵だなと感じる。

本来の自分の願望やレベルと異なる相手に対し「それでも関係を持ってみたい」「この人なら自分に合わせて調節してくれるだろう」と感じてくれたことを嬉しく思う。

 

何度か書いているが、僕は女性ごとに調教内容を一から組み立てる。女性ごとに僕との主従関係の中で経験するプレイはまったく異なる。

女性ごとに経験してみたいレベルには差があるので、誤った強度で(特にプレイは)接してしまうと関係は長くは続かない。

ただ、その女性がぎりぎり快楽や刺激と受け取れる強さを見定めなければならない。

露出で卑猥なポーズを強制されて興奮する女性もいれば、室内で手首を縛られただけでどうしようもなく恥ずかしくなる女性もいるという事だ。

 

 

従者と会話をする時、その子が奴隷という立場や主従関係に興味を持った切っ掛けを尋ねることがある。

本当に些細な経験から興味を持った女性が多く、そのほとんどが誰にも話した事のない少しだけ薄暗い感情だ。

あまりにも僅かで、性的で、友人や恋人にも話した事がない。

そんな小さな秘密を聞かせてもらう時間にその女性の人間性を感じる。

結んで、開いて、奴隷としての自分に気づいてもらうことで自己理解を深めていく。

 

 

サブミッシブ(服従願望)としての自分は、独りでの理解は不可能だと思う。

客観視が入ることで初めて見える自分がいる。鏡には映らない、誰かの眼を通してしか形のわからない姿がある。

このブログからは学生~社会人まで様々な女性の問合せがあるが、皆抱えている性的な願望、なってみたい姿は様々だ。

そのどれもが尊重されるべきだと思うし、僕が満たせるものもあれば役不足なものもあるだろう。

今はSM調教においても出会いの場は沢山ある。ただ、その中でより相手を選ぶのが難しくなってように感じる。

 

女性が男性を選ぶ時には見えている情報とその先にある人間性を。

男性が女性を調教する時には表面化している願望とその先にある薄暗い欲求を。

 

見えるもの、見えないものそれぞれに相手の良さや奥行きがある。

もしも接してみたいと感じた相手がいたら、見えていない部分も含めて理解しようとしてみることで良い関係に繋がると思う。

 

 

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